「ワン・バトル・アフター・アナザー」

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日はお正月でクリニックは休診です。

休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
ワン・バトル・アフタ・アナザー.jpg
レオナルド・ディカプリオさんの主演でも話題の、
ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作映画を観て来ました。

監督の作品は「マグノリア」と「ファントム・スレッド」は、
映画館で観ました。

どちらも一筋縄ではゆかない変な映画で、
脇筋にツイストがあるのですが、
そのセンスが僕にはあまり理解の出来ないもので、
観終わってもモヤモヤしていたのが正直な感想でした。

今回の作品は反トランプの抵抗運動みたいなものを、
タランティーノ風のアクション絵巻で描く、
という感じの娯楽作で、
ディカプリオさんが、
かつては移民解放運動の組織に属する暴れん坊で、
今はもう冴えないおやじを演じ、
解放運動のヒロインの落としだねである、
自分の娘を守るために、
動かない体に鞭打って奮闘する、
という物語です。

絵物語的な語り口がなかなか洒脱で、
脱線する脇筋も、
今回はとても良い感じでイライラしません。

何より、得体の知れない悪党を演じた、
ショーン・ペンさんの怪演が凄まじく、
彼の悪の魅力が作品を支える背骨になっています。

クライマックスは坂のある荒地でのカーチェイスなのですが、
幾つもの対立する勢力の思惑と暴力とが交錯し、
スリリングでありながら、
まともな対決にならないという辺りも、
如何にも監督らしいという感じがしました。

そんな訳で文化の違いで分からないところも多く、
素直に面白いとも言えないのですが、
アンダーソン監督の作品としては分かり易い部類で、
アメリカ映画らしいひねった娯楽作で良かったと思います。

それでは今日はこのくらいで。

皆さんも良い新春をお過ごし下さい。

石原がお送りしました。

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