シベリアクラシックアーカイブス 「君がくれたラブストーリー2024」

こんにちは。
北品川藤クリニックの石原です。

今日は日曜日でクリニックは休診です。

休みの日は趣味の話題です。
今日はこちら。
君がくれたラブストーリー.jpg
シベリア少女鉄道の公演が、
本日まで赤坂 RED/THEATERで上演されています。

今回は新作ではなく、
アーカイブと題して、
2016年に同じ劇場で上演された作品の再演です。

これは2016年の初演も観ています。
ワンアイデアで1時間15分程度の上演時間の、
中編と言って良いくらいの規模の作品でした。

派手さはありませんが、
設定と仕掛けはシンプルながら成功していて、
楽しめるシベ少らしい作品に仕上がっていました。

ただ、初演の不満は仕掛けが判明してからの後半が、
あまり盛り上がらなかったことで、
ラストは物足りなさを感じました。

今回の再演は基本的構成は変わらないのですが、
初演と同一キャスト2人を含むキャスト陣は、
今回の方が充実していて、
女優陣3人の個性もきれいに分かれていましたし、
ナカゴーの篠原正明さんが大暴れを見せてくれたので、
前回より明らかに盛り上がりました。
また、今ならではのネタの仕込みも上々で、
ラストは正直もうひと頑張りして欲しかったですし、
ビジュアルもラストは一新された感じが欲しかったのですが、
まずまず納得のゆく終盤になっていたと思います。

この作品は鴻上さんの、
「朝日のような夕日をつれて」と同じように、
素材を変えればいつでもリニューアル上演出来るスタイルなので、
今後も新しいキャストと素材で、
また新たな再演を期待したいと思います。
まだまだ面白くなりそうです。

それでは今日はこのくらいで。

今日が皆さんにとっていい日でありますように。

石原がお送りしました。

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