トミー・ワンダーの世界


こんにちは。
六号通り診療所の石原です。

今日は休みでさっき起きたところです。
実はビデオから取り込んだ画像を、
ブログにアップしようと思って、
久しぶりにビデオデッキにビデオを突っ込んだ所、
電源が入らず、
テープも取り出せなくなってしまいました。
電源コードは繋がっているのですが、
電源ランプも点きません。
朝から非常にブルーです。

上の写真は、
「トミー・ワンダー」という、
オランダのマジシャンです。

彼もこの間のスライディーニのように、
完全なオリジナルだけを演じる、
天才肌のマジシャンで、
何度か来日したこともあります。
世界中にファンがいたのですが、
残念ながら若くして亡くなりました。

画像で演じているのは、
彼の代表作の1つ、
「カップアンドボール」です。

皆さんも何処かでご覧になった方が多いかと思います。
金色のカップと、
赤いボールを使って、
手の中で消えたボールが、
カップの中から出てきたり、
逆にカップに入れた筈のボールが、
今度は別のカップに移動したりする、
お馴染みのマジックです。

これは所謂マジックの古典で、
ありとあらゆる手順が、
今までに考案されています。
カップの数も、1個しか使わないものから、
3個以上使うものまで様々です。

トミー・ワンダーの手順は、
2個の金色のカップと、
2つの赤いボールを使います。
その道具を、ワンダーは青いビロードの袋に入れて、
登場します。
彼はビロードの袋から道具を取り出し、
その袋をお客さんの目の前の、
テーブルの上に置くのですが、
そのクライマックスでは、
何とその袋が消えて、
カップの中から現れるのです。

これがワンダーのオリジナルの手順です。
面白いでしょ。

これはね、単純に言えば、
目の前の袋を、
他にお客さんの注意を惹きつけている、
絶妙のタイミングで、
カップの中に入れてしまうんです。
ただ、それだけです。
何の種もありません。

実演を見るとね、
本当にあっと驚く感じなんです。
だって、目の前にあったものが、
いつの間にか消えているんですから。

本当のマジックの醍醐味は、
こうしたところにあるんですが、
テレビには馴染まないんですよね。
カメラにはその瞬間はしっかり映ってしまうからです。

昔名人劇場という番組に来日して、
その時の映像が残っています。
見事な演技なんですが、
種はもろ見えなんですよね。
この辺がマジックというものの、
ちょっと切ないところでもあります。

今日はちょっとまたマニアックな話題でした。

それでは今日はこのくらいで。

明日はまた医療の話題をお届けします。

石原がお送りしました。

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